志望動機でアピール
転職先の情報を集めましょう
転職活動を本格的に開始して、いよいよ応募先の職場が決まったら、履歴書を提出して面接を受けることになります。どちらにも必要なのが「志望動機」です。採用担当者が最も重視するポイントでもありますので志望動機の作成に力を注ぎましょう。まず転職先候補の職場の情報を集めることから始めましょう。転職先の理念や方針を知ることで、相手が求めている人材を意識した志望動機を作ることができるようになるからです。まずは病院のホームページやパンフレットを集めるところから始めてみましょう。職場の方針を知ると、看護師にどのような人材を求めているのか理解できるようになります。その上でどのような点をアピールすることができるかを考えてみましょう。転職先の職場が看護師に求めている資質の中で、自分が持っているものをアピールするようにしましょう。
時系列を意識して志望動機を作りましょう
履歴書を作成する時に、きちんと志望動機を作りましょう。履歴書に書いた志望動機と、面接で話す志望動機に矛盾があってはいけません。履歴書作成の段階で、きちんと用意しておくことが大切です。志望動機の作り方として「過去→現在→未来」と時系列順に物語を作っていく方法があります。過去の部分では、学んだスキルや経験を挿入するようにします。現在の部分では、転職先の職場を選んだ理由を挿入しましょう。そして未来の部分では、転職先の職場にどのようなスキルや知識、経験で貢献するかをアピールするような内容にします。例えば「10年間の看護師の経験を通じて、看護師としての基礎と、患者さんに対する接し方を学びました」「結婚を機に、自分の看護理念と同じ理念を持っている職場で働きたいと思いました」「看護師としての経験と、コミュニケーション能力の高さを活かして、職場に貢献したいと思います」という流れになります。
必ず自分で志望動機を考えましょう
ネットなどを検索してみつけた、他の人の志望動機をそのまま履歴書にコピペして利用する人がいます。このような行為は避けましょう。もし自分で考えた志望動機でないことがバレてしまったら採用される可能性が低くなります。履歴書の段階でコピペをしてしまうと、自分の志望動機を理解しないまま面接に臨むことになります。履歴書と矛盾したことを話してしまい、嘘がばれてしまうかいい加減な人だと思われてしまうでしょう。転職先を選ぶ時にも、自分の持っているスキルや経験を把握しておくことは役に立ちます。できれば早い段階で志望動機作りをしながら、新しい職場に活かせる自分のスキルや経験を知っておきましょう。その上で職場探しをすると、自分が本当に希望する転職先を選ぶことができます。履歴書もきちんと書けますし、面接でも矛盾のない熱意を感じさせる返答ができるでしょう。
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